あなたのサイトには、スマホからのアクセスがどのくらいの割合で来ているのでしょう。
最近は、自宅にコンピュータを持ってなく、スマホのみという人にもお会いします。
そこで、せっかく作ったホームページやブログがスマホでどんな表示になっているのか、またスマホからサイトへのアクセスがアクセス全体のどのくらいなのかを把握しておくことは必須です。
そこで、今回はGoogle アナリティクスの基本の見かたの中で、どこを見ればスマホからのアクセスが解析できるかを、ご紹介しましょう。
Google アナリティクスでスマホのアクセスを解析する
Googleアナリティクスにログインした画面がこちらです。
この画面のご紹介は、アナリティクスでわかる4つのチャネルのアクセス解析で、数字の意味をひとつづつご紹介していますので、ぜひご覧ください。
スマホのアクセス解析をする前に、このログイン画面で表示されるグラフや、数字をまずは押さえておいてください。
あなたのサイトにスマホからのアクセスがどのくらいあるのかを知るには、次の項目を表示させる必要があります。
スマホからのアクセスを解析する画面
スマホからのアクセスを解析する画面をGoogleアナリティクスで表示させるには、左のメニューからモバイルのサマリーの項目を選んでください。
こちらの画面が左のメニューの部分です。
そうすると、次の画面が表示されます。
この画面が、デバイス別のアクセス解析の画面です。
なぜ、こんなことが出来るかというと、それぞれのデバイスにサイトが聴いて、その回答としてデバイス名が返される仕組みになっているので、バッチリ分かります。
例えばiPhoneの場合、サイトから「あなたはだれですか?」と問うと「私は、iPhoneです」と答えるので、iPhoneからのアクセスということが分かります。
と言うのは例えですが、実際にはソフトウエアで判定しています。
それでは、上の画面で赤線で囲ったところをご覧ください。
ここが、どんなデバイスからアクセスが来ているかを解析する部分です。
- desktop:これはコンピュータからのアクセスです
- mobile:これが、スマホからのアクセスです
- tablet:これは、文字通りタブレットからのアクセスです
アナリティクスのモバイル解析サマリーで表示されている画面の下半分に掲載さいれている表をご覧ください。
これですね!
この表から、過去1ヶ月のスマホからのアクセスは「2. mobile」ですから3,604セッションで、41.08%だったということがわかります。
ここでは、実数ではなく割合(%)をしっかり押さえてください。
まぁ、コンピュータからのアクセスとスマホのアクセスがほぼ同等、ほんの少しだけコンピュータからのアクセスが多かったということが分かります。
別なサイトのアクセス解析をして差を分析する
もう一つ、ボクのお客さまのサイトのアクセス解析をご覧ください。
こちらです。
上の表と随分違うのがわかりますよね。
このサイトでは、過去1ヶ月のスマホからのアクセスは「1. mobile」で8,010セッションで、72.67%もあったということがわかります。
ボクのサイトは、41.08%だったので、こちらのサイトは30%以上もスマホからのアクセスが多いということになります。
上の2つの表から、サイトによってスマホからのアクセスが全く変わるということがわかりますね。
これは非常に大切なことです。
スマホファーストのサイトデザイン
スマホからのアクセスが多いサイトでは、スマホからの閲覧に最適化されたサイトデザインにすべきですね。
これをスマホファーストのサイトデザインなんて云います。
通常サイトを制作するときにはコンピュータモニターで見て、綺麗なデザインに仕上げていくことが多いです。
しかし、上の2つ目の表にあるようにスマホからのアクセスが、コンピュータからのアクセスよりも断然多い場合は、スマホで見てキレイに見えるサイトデザインに作らなければなりませんよね。
ここでもお客様視点で、モノゴトを考えるということを実践しています。
WEBサイト制作会社の提案してくるデザインが、本当にお客様にとって最適化されているかどうかも、あなた自身の目で見てアクセス解析をして、しっかりと見極めてください。
自分で見極めることにより、制作費用の中でとても費用のかかるデザインの部分の費用対効果を最大化することが可能です。
さて、この2つのサイトのアクセス解析をもっとわかりやすくビジュアル化してみます。
このグラフをご覧になると、スマホからのアクセスがどちらのサイトが多いのか一目瞭然で分かりますね。
なぜ、このような差がでるかというと、一番最初に決めた「だれに」向かってサイト制作をするのかがとても重要な要素となります。
最初のサイトは、ボクのサイト「個人事業主や士業のための超実践WEBマーケティング戦略の作り方」というタイトルで、個人の方士業の方をターゲットとして制作しています。
ですので、どちらかと言うとコンピュータでご覧になられる方が多いという仮設を立てて、検証を行なった結果、ほぼその通りに推移していることが分かります。
2つ目のサイトは、ボクのお客様のサイトです。
複数人でサイトを運営していて、20代~30代を中心にさまざまな悩み解決セミナーやイベントなどを企画して、実施していく内容のサイトです。
実際に記事を書いていらっしゃる方々も、みなさん20代後半の方なので、お客様の共感を得ていると考えられます。
なので、若い世代の方々の生活様式が完全にサイトのアクセスに現れていると云ってもよいでしょう。
デバイスの名前まで分かります
ここまでで、サイトへのアクセスがコンピュータからなのか、スマホからのアクセスなのか、はたまたタブレットからのアクセスかがわかりました。
実はこのGoogleアナリティクスでは、さらに突っ込んだ解析ができるようになっています。
こちらの表をご覧ください。
Apple iPhoneのアクセスがスゴイですね。
というか、さまざまなスマホやタブレットからのアクセスが簡単に見れます。
つまり、iPhoneでサイトを閲覧して最適化をすると、アクセスが一番多いお客様に気持よくサイトをご覧いただけるって事です!
これ、大事です。上得意なお客様にきちんとサイトを見せるということは、ビジネスにつながりやすいと思いませんか?
なので、上でも述べている通り制作会社が提案してくるコンピュータを基準に置いたサイトデザインは、スマホ表示でどうなるのかをしっかりと検証しておくことが必須です!
もう一度、次の表をご覧ください。
赤線で囲ったところ、新規セッション率をごらんください。
iPhone からのアクセスは71.87%の新規セッション率ですけれども、iPodやSamsungSC-04Fからの新規セッション率は40%以下になっていますね。
これは何を意味するのでしょう?
簡単に云うと、iPhoneからのアクセスはビジネスに結びつきやすいが、iPodやSamsungSC-04からのアクセスはリピータでビジネスにはならない可能性が高い。
ということです。
新規アクセスが多いということは、新しいお客さま=新規見込客ですね。でもリピータの場合は確かに見込み客かもしれませんけど、今すぐ客になる確率は少なくなると云えますね。
なので、ここでも新規セッションの多いiPhoneに最適化されたサイトは、さらに強みを発揮すると云ってよいでしょう。
Google アナリティクスでスマホのアクセスを解析するのまとめ
Googleアナリティクスを使って、スマホからのアクセス解析の実際をご紹介しました。
スマホからのアクセス解析を調べることにより、自分のサイトにスマホからどのくらい、またどのスマホからアクセスが来ているのかを知ることができます。
大切なことは、あなたのサイトデザインがスマホ、さらに云うなればどのスマホに最適化すればよいかも分析できるので、サイトのデザインのどこに注力すれば良いかがわかるようになります。
これは、すなわちサイト制作の費用にも直結するので、あなたのサイトをGoogleアナリティクスでアクセス解析して、最適なデザインでお仕事に直結するデザインにしてください。
いかがでしたでしょうか?
Googleアナリティクスを使って、あなたのサイトのスマホアクセス解析することにより、サイトの改善に少しでも役立ててください。
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