フリートーク

ハロウィーン仮装イベント・渋谷・六本木 なぜ日本で盛り上るのか

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ハロウィーンは、日本では秋のイベントとしてここ数年定着してきた感があります。

では、なぜハロウィーンが日本でこれほどまでに定番化してきたのでしょう。
どうも仕掛け人は、東京ディズニーランドだったらしいところまで掴めましたよ!

また、日本独自ポップカルチャーにうまい具合に融合しているともいえます。
この日本で定着化してきた秋のイベント「ハロウィーン」を斬ってみましょう!

ハロウィーンの起源はどこのだれ?

ハロウィーンは仮装して大騒ぎをするとか、コスプレで六本木でパレードすることと思っている若者も多いかもしれません。

ハロウィーンの起源を探ってみます。

ハロウィンは、2000年以上前のイギリスのケルト民族がありました。

ケルト民族の宗教の一つにドゥルイド教というものがあったのです。
そのドゥルイド教の儀式の一つのサウィン祭がありました。

ハロウィンは、このサウィン祭に遡るようです。

ハロウィーンとは、ウィキペディアによると

毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭りのこと。もともとは誕生日の山根を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。

起源は、悪霊などを追い出す宗教的な行事だったようです。

その後、イギリスのケルト人がアメリカに渡り、アメリカで民間行事となった!

こんな感じですね。

日本ではいつから、だれが流行らせたのでしょう?

さまざまな情報から考察すると、1997年に東京ディズニーランド(TDL)が「ディズニー・ハロウィーン」開催したことが発端だという説が一般的です。

2002年には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開催した、仮装イベント「ハリウッド・ハロウィーン2002」がTDLを追従しています。

ハロウィンは2000年代に入って日本に定着してきた

2000年代に入ると、だんだんとハロウィーンが定着しだしてきて、2000年代後半にはこの流行を先取りしようと食品メーカーが動いたのです。

2006年に江崎グリコ、ロッテは2007年に、そして2008年には森永製菓が、それぞれハロウィーンパッケージのお菓子に参入してハロウィーン限定のお菓子を販売開始したのです。

この辺りから、ハロウィーンという名前も一般化しだしてきて、他の業界も動き出して来ています。

2013年9月30日の、THE PAGEというサイトの記事、「ハロウィンっていつ頃から普及? その経済効果は?」を見てみると、去年や今年の渋谷・六本木のパレードや馬鹿騒ぎを予言していません。

ということは、ハロウィーンの大盛り上がりは昨年からということですね!

ハロウィーンはなぜ、渋谷で盛り上ったのか

渋谷と六本木がハロウィーンで盛り上るのはなぜか??

2014年、渋谷でレノボ・ジャパン、IBMからパソコン部門を買った中国のパソコンメーカー「SHIBUYA HALLOWEEN 2014」を開催したのが渋谷でハロウィーンになったきっかけ。

特にSNSでの拡散を狙って、ハロウィーンの派手な色彩をフェイスブックやツイッターで写真投稿する事が好きな人達に向かって発信しました。

イベントも若者が集まる、渋谷109や渋谷パルコ前に企画して、「ダメよ~、ダメダメ」で超有名な「日本エレキテル連合」やモデルをつかい、ハロウィーンメイクを施すサービスや、仮装した写真が撮れるブースをつくったことで、渋谷=ハロウィーンという構図が出来上がったのです。

そして、今年2015年10月25日の「ROPPONGI HALLOWEEN 2015 (ロクハロ)」(六本木商店街振興組合)は近年の集大成になっているようです。

また、2015年で19回目を迎える「カワサキ ハロウィーン」(川崎市)あたりも、ハロウィーンの一般化に寄与しているように考えられます。

2016.10.29(土)は、SHIBUYAで乾杯!みんなで乾杯するオトナハロウィン!インターナショナル仮装コンテストも開催予定!

渋谷では、今年2016年にインターナショナル仮装コンテスト&パーティーを、主催 / SHIBUYA オトナHALLOWEEN 実行委員会、そして特別協賛 / アサヒビール株式会社で実施が決まっています。

2016.10.29(土)は、SHIBUYAで乾杯!みんなで乾杯するオトナハロウィン!インターナショナル仮装コンテストも開催予定!

今年も盛り上がること必至です!!

 
 

こんなに盛り上がる、日本のハロウィーンはどのくらい経済効果があるのでしょう。

そこを探ってみます

ハロウィーンの経済効果はアメリカでは70億ドル

本場アメリカのハロウィーンでの経済効果は、なんと70億ドル(邦貨換算:約8000億円)にも達しています。

全米小売協会(National Retail Federation)の調査資料によると、2013年の推定消費額は一人当たり約75ドル。

その内訳は約37.1%がコスチューム費用、29.8%がお菓子、装飾費用が28%、残りの5.1%がグリーティングカード。

ハロウィーン

これはかなりスゴイ経済効果が期待できますね。

最近は、日本でもハロウィンの盛り上がりで、10月になると安売りで定評のある「ドン・キホーテ」を中心に、数百円から数千円で購入できる仮想用のコスチュームやアクセサリが販売されるようになっています。

手軽に仮想ができて、いつもの自分と違う自分を演出できる仮装コスチュームは、若い人たちにとても人気です!!

日本では、まだ統計としては出てきていませんが、業界ではバレンタインの1080億円を抜いて1200億円程度が見込まれているという、なんだかスゴイ数字になってきています。

ちなみに、 矢野経済研究所から発行されている「クール・ジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 2014」を見てみると、

*コスプレ衣装市場:2013 年度のコスプレ衣装市場規模は前年度比 1.0%増の 423 億円であった。「コスプレ」が一般的な趣味と認知され、ライトユーザーの増加により拡大が続いている。
* メイド・コスプレ関連サービス市場
2013 年度のメイド・コスプレ関連サービス市場規模は前年度比 3.7%増の 111 億円であった。「メイド喫茶」「コスプレ飲食店」ブームの終焉で縮小していたが、2010 年度以降「非オタク」である一般層をターゲットとした事業者が好調で、市場は拡大傾向である。

なんて、掲載されています。これにハロウィーンが乗っかってくると、この市場は拡大傾向ですね。

なぜ、ハロウィーンはこれほど盛り上がってきたか?

ハロウィーンが日本でこれほどまでの盛り上がりを見せるようになったのは、もちろんお菓子業界や、コスチュームを扱うアパレル業界が牽引したこともその一因です。

しかし、そこには日本特有のものがありそうです。

日本のポップカルチャーは世界的に見ても特異なもの。
また、日本の祭りも季節感いっぱいです。お正月、成人の日、ひな祭り、お花見、子供の日、7月の七夕、夏祭り、お盆・・・・・ことお祭りや、日本全国で盛り上るイベントには、事欠きませんね。

大人が漫画本を読むとか、コスプレがひとつの文化になっていたり、いまや秋葉原に行くと、ここかしこにメイド服をきたメイド喫茶の呼びこみをするアルバイトの若い女性が立っています。

このような背景で、ハロウィーンの仮装がコスプレとイコールに取らまえられているように見えます。

コスプレをやってみたいけど、なかなか人前でする勇気がない人達が、日本人の群集心理でしょうか、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的発想で、コスプレをして街なかに繰り出す。

そして、9月の秋祭りと12月のクリスマスのちょうど谷間に当たるこの時期、祭り好きの日本人にピタリとハマったのがハロウィーンだったということも言えますね。

ハロウィーンとSNSとの関係

今やSNSはコミュニケーションに欠かせないものとなっています。
そこに掲載される皆さんが撮った食事の写真や集合写真。

ハロウィーンの色オレンジと黒や紫など、そしてそこでコスプレをしている自分など、色彩豊かなハロウィーンコスチュームは、FacebookやTwitter、InstagramなどSNSのタイムラインで映える写真になり、巧く連携する要素を持っています。

そして、すごいスピードで拡散され日本全国に広がり、つい3-4年前まではマイナーだったハロウィーンがここ1-2年で急速に認知されたきたと云えますね。

まとめ

ハロウィーンが日本で始まった発端は、どうも1997年に東京ディズニーランド(TDL)が「ディズニー・ハロウィーン」開催したことによるらしい。

そして、お菓子業界がハロウィーン専用のパッケージ仕様を作ってきてじわじわと普及してきたようです。

ハロウィーンの仮装が、日本のポップカルチャーとうまい具合に融合して、ハロウィーン仮装=コスプレみたいな認識となり、普段コスプレしたいけど恥ずかしい人達をも動かしてついには、仮装=コスプレパレードまで発展している様子もうかがえます。

お祭り好きの日本人に、季節感として10月31日が秋祭りとクリスマスの間にすっぽりとハマったということも云えます。

ついにバレンタイン市場を抜いたハロウィーンは、これから日本独自の要素が取り入れられ、ひとつの文化として、発展していくのではないかと予測されます。

さいごに

ボクがハロウィーンを知ったのは、今から35年ほど前にアメリカ・カルフォルニアに留学していた時、ハロウィーンパーティーに出かけたのが最初です。

学校の先生や一緒に学んでいた学生が、思い思いの装束でパーティーをやる家に訪れて、お互いにキャッキャいいながら、美味しいごちそうを食べた記憶があります。

日本で見られるような、街なかで仮装している人が行き交ったり、テレビの番組司会者まで仮装して出演したりなんてぇことは、さすがのアメリカでもありません。

東京のこのハロウィーンの盛り上がり方って、やっぱ異常ですよね!
渋谷や六本木でやっているような大騒ぎは、やめてほしいな。

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