よく耳にするマーケティングという言葉がありますね。
じゃぁ、マーケティングとは、いったい何なんでしょう??
ある人はマーケティングとは
「販促広告」
のことだ! と言い、またある人は
「市場調査」
のことだ!とか、まぁ、聞く人それぞれで何がいったい本当なのか?
ということで、マーケティングとは何かを今回は紐解いてみましょう。
マーケティングの定義
1990年に、日本マーケティング協会が定めた定義は
マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。
1)教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2)国内外の社会、文化、自然環境の重視。
3)一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。
4)組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。
なんだか、わかったような文章ですけど、よくわかりません。
マーケティングの発祥地アメリカでは、マーケティングの定義をアメリカ・マーケティング協会で定めています。
また、アメリカ・マーケティング協会(AMA)は時代の変化に伴い、1940年、1960年、1985年、2004年、2007年にそれぞれマーケティングの定義を改定しています。
で、最新版の2007年改訂のマーケティングの定義を見てみましょう。
原文
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large.
Wikipediaによる妙訳は
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
となっています。
果たして、これで分かりますか???
これでわかる人はすばらしいです^^
ボクは、半分もわかりません(^^ゞ
マーケティングとは、をもっと簡単にわかりやすく
こんな具合で賢い人達のマーケティングの定義を見ても、理解に苦しむので、もっと簡単にわかりやすくならないかと考えたのが、次の通りです。
マーケティングとは、
「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みを作ること
これならみなさんわかるでしょう。
Wikipedia でマーケティングのページを見てみると、
「売れる仕組み」とは、マーケティング概念を日本語で平易に言い換えた言葉である。
ともあります。なので、ここでは
「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みを作ること
これをマーケティングの定義としてマーケティングの戦略的な考えかたを、あなたにシェアしていきますね。
「だれに」の前に「なにを」
マーケティングの定義
「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みを作ること
のなかで最初の「だれに」を考える前に、とっても簡単な「なにを」を見てみましょう。
マーケティングで云うところの「なにを」は、あなたの商品・サービスのことです。
個人事業主や士業の方々がお持ちの得意分野の商品・サービス
例えば、◯◯コンサルタント、◯◯カウンセラー、司法書士、弁護士、公認会計士、弁理士、行政書士など目に見えない商品・サービスから、コンピュータや家電、ソフトウエアなどが商品ですね。
これらの商品・サービスが、マーケティングで云うところの「なにを」になります。
ここは、ほとんどの個人事業主なり士業の先生は明確になっていて、それが生業になっています。
「だれに」はとても重要なのですが、できてないことが多いです。
あなたの商品・サービスは、「だれに」向けた商品・サービスですか?
ここがわかっていないと、マーケティング=「売れる仕組み」を作るときにとっても苦労します。
例えば、経営コンサルタントと云っても、
従業員1,000人以上の大企業がお客様なのか?
それとも、個人事業主やスタートアップ企業がお客様なのか?
によって、売るもの(商品・サービス)も違えば、あとで出てくる「どうやって」あなたのお客様にアプローチしていくかも全く違ってきますね。
例えば、エステサロンと云っても
20代の若い女性がお客様で、フェイシャルがメインでボディはサブとか
はたまた、40代~60代の女性がお客様で、更年期障害やボディのお手入れをメインに施術する
と云ったように、マーケティングでは「だれに」と言うのは、一番最初にある通り一番大事な要素です。
あなたの商品・サービスを「だれに」提供するのか? ここをもう一度考えてみてください。
最後に「どうやって」
マーケティング=「売れる仕組み」の最後に「どうやって」というのがあります。
あなたの商品・サービスを「どうやって」売れるようにしますか?
この問いが、「どうやって」です。
例えば、リアルであれば、紹介を中心にして売れる仕組みを作る。とか、WEBをつかって「売れる仕組みを作る」と云ったことがあります。
これをさらに掘り下げて、WEBを使ってといっても、WEBのなにを使うのか?
例えば、ブログを使う。とか、ホームページで売る仕掛けを作る、さらにはSNSを使ってや、最近の傾向として動画を使って「売れる仕組み」を構築するなど、さまざまな方法があります。
大体の方は、「いやぁ~、ブログで集客するんです。」みたいなことをおっしゃいます。
しかし、ここでもさらに掘り下げて、無料ブログを使うのか、WordPressなどのCMSを使って独自ドメインでヤるのかによっても、やり方が違ってくるのです。
なので、「どうやって」という要素を考えるにしても、マーケティング戦略を最初に作り、それに沿ったやり方をしていかなければ、目標を達成することはできなくなります。
マーケティングとは、をまとめてみましょう
マーケティングとは簡単に言うと、「売れる仕組み」を作ること、それには「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みの要素を十分に掘り下げて考えていく必要がります。
そして、できあがった「売れる仕組み」、つまり「だれに」「なにを」「どうやって」をしっかりと組み上げると、売り込まなくても自然に売れていく仕組みを作ることができます。
あなたのマーケティングは、どうなっているのか、もう一度検証してみませんか?
売り込まなくても、売れる仕組みになっていますか?
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