マーケティングとは

マーケティング戦略を作る前に、目標を立てましょう

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マーケティング戦略を作るときには、実は事業計画という目標が決まっていないと難しいのです。

マーケティング戦略をつくる

戦略と言うのは、
たとえば、富士山に登るという目的があって、東京からどうやって富士山の山頂まで行くのか?という道筋が戦略です。

富士山登山路4ルート
(image source:富士登山オフィシャルサイト

富士山に登るには、いろいろな方角から登ることが出来ますね。
登山ルール4つが、それぞれ戦略です。
今回はどのルートで行こうか、という戦略を事前に計画します。

目的と目標

この戦略を立てるには、富士登山という目的に向かって、目標を立てます。

  1. 5合目までは車で午前10時までに到着している。
  2. 午後1時には7合目に到着
  3. 午後4時には登頂

といった計画(指標)を立てますね。これが目標です。

ビジネスに置き換えると、

目的は、業界の◯◯で日本一を獲得する。
目標は、今年の販売計画△□億円、利益◯億円

こういう計画=事業計画をまずは策定します。
事業計画は、もちろん数字で表しますね。

事業計画

たとえば、コンサルタントの智樹くんの場合

収入(=利益)は、年収1000万円という目標。
経費が年額で400万円掛かるとすると、単純計算で1400万円の売上が必要ですね。

では、ここで1400万円の売上を確保するためにはどうすればよいか?

ここにマーケティング戦略の存在があります。

1400万円の売上を上げるには、さまざまな方法が考えられます。

  • 経営コンサルタントの売上:800万円
  • セミナー・講演会の開催:200万円
  • DVDなどの物販:300万円
  • 有料メルマガ他:100万円

こんな計画が考えられますね。

これすなわち事業計画です。
事業計画というと、鉛筆なめなめ小難しいことを、あーでもない、こーでもないと脳に汗かきながら作るものとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

ビジネスはシンプルなんです。

上の数字を事業計画書らしくすると

事業計画

いかがですか、いかにも事業計画書らしいですね。

マーケティング戦略

それではマーケティング戦略を作っていきましょう。
とりあえず概略を作り、概略を最終的には月次のアクションプランまで落としこむのですが、ここでは簡単にどのようにして作るかのシミュレーションをしてみます。

事業計画 販売:1,400万円 利益:1000万円 の作り方ですね。

もう一度マーケティングの原点に戻ります。
ここで云うところのマーケティングは、

「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みを作ること

でしたね。

それでは、順を追って

だれに

智樹くんの得意技は経営コンサルティングです。
さまざまな情報を整理して数値化するのが得意です。
で、どちらかと言うと数億円レベルの中小企業を狙いにしています。
業界は製造業出身ということもあり、メーカーが狙い目です

こんな情報を元に、「だれに」コンサルティングサービスを売るのかと言うと

販売高10億円以下の、メーカーとしてモノを製造している中小企業の社長または経営幹部というのがターゲットになりますね。

なにを

これは、すでに上げられています。

  • 経営コンサルティング
  • セミナー・講演
  • 物販(DVDなど)
  • その他

この4つが、というか「その他」は除く3つが商品「なにを」となります。

どうやって

基本方針として、WEBやSNSで集客してセミナーや講演会を開催して、そこから経営コンサルへと誘導していくというのが良いかもしれません。

なので、フロントエンドの商品としてセミナー・講演会、そこでの物販。
そして、ここで見込み客になりそうなお客様を選択して、バックエンドの商品としての経営コンサルティングへの営業をかけていく。

マーケティング戦略の骨子

ざっと以上のようなマーケティングの骨子が出来上がります。

これを整理すると

 売上10億以下の企業の社長・経営幹部に、経営コンサルティングを、セミナー・講演会をWEBやSNSで集客して、見込み客を作り、営業をかけてコンサルティングに誘導する。

 

いかがでしょか、最初に定義したマーケティングとは

「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みを作ること

という構図に、ハマっていませんか?

実際には、事業計画を始めとして、ひとつひとつをもっと深く数値化して作っていきますけれども、経営の骨子はほぼ出来上がったといえます。

まとめ

戦略とは、目的(目標)を達成するための筋道です。

まず、事業計画を数字化してつくり、その事業計画を達成するための仕組み作りがマーケティング戦略といえます。

その内容は、「だれに」「なにを」「どうやって」という売れる仕組みにはめ込んで考えることで、シンプルで分かりやすい戦略を作ることができます。

ご相談や、ご質問がありましたらマーティングスペシャリスト いでじん まで、ご連絡ください。
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