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レンタルサーバーでワードプレス、知っておきたい3つのこと+1

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ホームページやブログは、やはり独自ドメインで設置したいもの。
そのためには、レンタルサーバを借りて、そこにサイトを置くということになります。

レンタルサーバーも、ピンキリでどこを選べばよいか?
ほんとにわからない状況ですね。

特に最近は、データベースをつかってのWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)が多くなってきています。

今回は、WordPressなどCMSを使う場合のレンタルサーバーはどの様に選択すればよいか少しだけ見ていきます。

ワードプレスとレンタルサーバ選び

元々ブログを構築する目的で開発された、WordPress(ワードプレス)、いまでは多くのホームページにも採用されています。

そもそもワードプレスってなに

ワードプレスは、2003年5月にリリースされたブログ作成用のアプリケーションソフトウェアで、コンテンツ管理システム(CMS)と呼んでいます。

また、ワードプレスは無償のオープンソースで、だれでも開発に参加できるようになっています。

基本的に3ヶ月に1度、最新版リリースがあり3ヶ月間に様々なバグフィックスを含めた改良がなされます。

なので、3ヶ月以上放置のサイトにWordPressは向いていません。
なぜなら、もし旧バージョンが脆弱性を含んでイた場合はセキュリティ上問題になる可能性を秘めています。

また、数ページだけのサイトもWordPressには、向いていませんね。
基本的にWordPressは、ブログを書くことを前提に作られていますので、数百ページと言った多数ページを制作ツールです。
もし、10ページ未満のさいとを制作するのであれば、通常のHTMLのサイトのほうが良いですね。

WordPressが適しているサイトは、頻繁な更新を前提にしたブログを制作したい、同時にホームページも作りたいという欲張りなあなたのためのソフトウエアです!!

レンタルサーバーの共有サーバーを調べてみた

レンタルサーバーと一口に云っても、ピンキリです!

初心者の方には、人気のあるロリポップサーバーなら、WordPressをインストール可能なロリポプランで、月額250円、年間なら3,000円という格安サーバーもありますね。

レンタルサーバーの老舗的存在の「さくらサーバー」のスタンダードで年間5,000円からですから、これも気軽に使えるサーバーです。

ボクもさくらサーバーを使っています。
安定していて、WordPressをワンクリックでインストールできる機能もあります。

上を見ると、サーバー1台まるまる自分専用のSIXCOREの専用サーバーは初期費用10万円、月額3万円というように、上を見たらキリがありません。

じゃ、標準機能としてのWEBサーバーで、月額で100倍以上も価格の差があるのでしょう。

データ転送量の違い

それはレンタルサーバーのデータ転送容量に違いがあります。
データ転送容量は、あまりレンタルサーバーのサイトには出てきません。

通常は、サーバーのレンタルできる容量と、そのサーバーで使えるデータベースの数などが公表されていて、転送容量はあまり見かけません。

データ転送量とは、何者かというと
こんなデータのサーバーとのやりとりです。

  • サイトデータのアップロード
  • サイトデータのダウンロード
  • メールの送受信
  • サイトのページの表示
  • データベースサーバーとWEBサーバーとのやり取り
  • ウェブサービスの操作

などなど、サイトに関連したもの全てになります。

なぜ転送量かというと、

次の表をご覧ください。

サーバー名転送量価格(年額)その他
ロリポップ
ロリポプラン
5GB/日¥3,000.-~
さくらサーバー
スタンダード
80GB/日¥5,000.-~
Xサーバー
X10プラン
50GB/日¥12,000.-~
WPXサーバー25GB/日¥12,000.-~
WPXクラウド
グレードA
300GB/月¥500.-(月額)30万PV/月
ヘテルムサーバー60GB/日¥18,000.-~

この表を見る限り、費用対効果はさくらサーバーやWPXクラウドが良さそうに見えますね。

WPXクラウドのデメリットは、ひとつのサーバーにひとつのドメインしか設置できません。複数の場合は、WPXサーバーとなります。

今まで実際に使用してきた実感としては、ことWordPressの表示ということに特化して見るとWPXやWPXクラウドは、他のサーバーに比べて2倍以上の速さを提供してくれます。さすがの値でした!!

これは取りも直さず、お客様満足度が向上すると同時に、Googleの評価があがります。というのは、Googleアナリティクスの分析項目でサイト速度もありますので、ここの数値がアップすれば当然のことながらGoogleのサイトに対する評価もアップするという具合です。

ここで転送量に話を戻します。

実は、こんな経験もあります。
この図はGoogleアナリティクスのリアルタイムアクセスのサマリーです。

realtimeanalytics

こんな感じでサイトにすごい勢いで相当数のアクセスを受けると、さくらサーバーで運営していたサイトの表示が、だんだん遅くなって終いには表示されないという事態に陥りました。

アクセスが集中して、サーバーの能力がアクセスの要求に間に合わない状態です。

その後、このサイトはさくらサーバーからWPXクラウドサーバーに引っ越しして、アクセスが集中する場面でも十分に持ちこたえられる状況になりました。

なので、一概に転送量ということではありませんが、ひとつの目安として転送量を意識することは重要です。

サポートの充実度

レンタルサーバーを借りていて、一番困るのが、問題が起きた時のサポートです。
ワードプレス特有の現象で、バージョンアップをオンラインで行なった時に上手く出来なくて管理画面が表示されない、実際にサイトが上手く表示されないなどといったことを経験しました。

このようなときのレンタルサーバー会社のサポート対応によっては、サーバーの品質・機能・性能以上に大切です。

もし、あなたのサイトがブラウザで表示されない現象が起きた時、どのような対応をされますか?
当然のことながら、レンタルサーバーの会社にコンタクトをされると思います。

メールしか受け付けてくれないとか、電話は営業時間しかダメなどのサポート体制のレンタルサーバー会社と、電話受付OK、チャット受付24時間なレンタルサーバー会社のどちらのレンタルサーバー会社をお選びになるでしょう?

以前は、HTMLだけのサイトであればそれほど深刻でもなく、バックアップされているローカル環境から再度サーバーにアップロードすれば事が済んでいたこともあります。

しかし、ワードプレスのようなCMSの場合には、データベースとサイト本体が連携しながら実際の表示をしているので、HTMLのサイトのようにはいきません。

そういった時にはレンタルサーバー会社のサポートだけが頼りです。
なので、レンタル費用はもちろんですが、それ以上にどんなサポートをしてもらえるのかをしっかりと確認しましょう。

各社のサポート体制をサイトの中から読み取ったのがこちらです。

サーバー名メール対応チャット対応電話対応
ロリポップお問合せのお返事は、原則的に48時間以内チャットサポート
平日 10:00~21:00
土日 10:00~19:00
※土日の13:00~14:00は不可。
※祭日・弊社指定日は不可
ビジネスプランのみ予約制の電話サポート。
ビジネスプラン以外は、メールまたはチャットサポートのみ。
さくらサーバー受付時間:10:00~18:00 土日祝日も受付・対応 (12/29~1/3は休み)なし受付時間: 10:00~18:00 (土日祝日、12/29~1/3は休み)
Xサーバー24時間365日、メール受け付。48時間以内に返信なし平日10:00~18:00
ヘテルムサーバー24 時間【 お問い合わせフォーム 】 から。原則 2 営業日以内のお返事なし電話でのサポートは行っておりません。

不測の事態には電話サポートが良いのですが、これが実は鬼門です。

  • 話中で、つながらない。
  • つながっても待たされる、待ち時間数十分も普通にあり。
  • マニュアルがない問題は回答不可

まぁ、こんな事態になることも経験済みです。

チャットサポートが上手くつながると良いかな、という経験値です。
電話サポートは、上手くつながれば、やはりこれが一番最高です。

ボクの経験からするとメールでまずお問合せに入れておいて、更にチャットなり電話サポートを受けるという方法が、いままで一番うまくいっています。お試しあれ!!

コントロールパネルの使いやすさ

レンタルサーバーを借りて、いざサイトを作ろうとした時に出くわすのが、レンタルサーバーの設定画面、コントロールパネルの使い勝手です。

こればっかりは、実際に使ってみないとわからないところが多いですけど、通常のレンタルサーバーは無料の試用期間を設けているところが多いので、ここでしっかりと使い勝手を見てください。

自分がやりたいことが、直感的にわかるような画面かどうかと、どこにどの設定画面があるのかがわかるインターフェイスになっているかですね。

さくらサーバーとWPXサーバーのサンプルです。

sakuraservercontrolpanel

xserver

このコントロールパネルは、いかに自分が扱いやすいかという視点で比べてみると良いですね。
レンタルサーバーの老舗的存在の、さくらサーバー、WordPressに特化したWPXサーバーとを比べてみました。

あなたの共有サーバーには、サイトがいくつ入っているでしょう

これは、おまけの情報です^^
でも、ひょっとしたら一番大切な情報かもしれませんね!

あなたの借りているレンタルサーバー(物理的なコンピュータ)には、いくつのサイトが同居しているか知っていますか??

ここで具体的な例を見てください。

1.ロリポップ ロリポサーバーの例

aguse01

右の下部にあるデータに注目。
同一サーバー上のサイトの数は170サイトあるということが分かります!!

2.さくらサーバーの例

sakuraserver-5
こちらは、25個のサイトが同居していることになります。

3.WPXサーバーの例

wpx-6

ここは8サイトが同居しています。

さて、いかがでしょう?

まとめると

 

サーバー名同居サイト数
ロリポップ170サイト
さくらサーバー25サイト
WPXサーバー8サイト

これはあくまでも、一例ですのでこだわらないで欲しいのですが、大体レンタル料金に比例していると見ることが出来ます。

ここで、少しだけ注意してほしいことは、同居しているサイトが何かの拍子でものすごいアクセスが集中した時です。

サーバーにつながっているネットワークの容量は決まっていますので、アクセスの集中したサイトがネットワークの容量をたくさん使います。

なので、ひょっとするとあなたのサイトにインターネットからつながりにくくなっているかもしれません。

当然のことながら、レンタルサーバー会社はアクセスの一時的な集中を予想してネットワークバランスを調整しています。
しかしながら、一時的に繋がりにくい状況は必ず起きるといってよいでしょう。

よく、有名ミュージシャンのコンサートチケットが発売と同時に売り切れる。なんていうことが記事になります。

こういう時には、もしそのサイトと同じ筐体のサーバーに同居していると、モロに被害を被ることも考えられることです。

この同居数については一切公表されていないので、気をつけたいですね!!

レンタルサーバーでワードプレス、知っておきたい3つのこと+1のまとめ

まずは、ワードプレスとはなんぞや?をよく認識してくださいね。
そして、独自ドメインでレンタルサーバーを借りるとき、あまり表立って出てこない性能や裏側をお知らせしました。

  • サーバーの転送量
  • サポートの充実度
  • コントロールパネルの使い勝手

そして、最後に同一サーバーを使っている同居人がどのくらいおられるのか?

以上のことを考慮の上、あなたのレンタルサーバーの選択基準のひとつとしていただければ幸いです。

 

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