あなたはブログやサイトの文章を書くときに、どんなことを意識して書いていますか?
「そりゃぁ、もちろん書きたいことを書いているよ!」
と言うあなたは、少し独りよがりかもしれません。
インターネットで情報を発信するということは、あなたが書いた情報を読んでくれる人がディスプレイの向こうにいるということを忘れないでください。
つまり、読者に役に立つ情報、読者が探していた情報を書かないと読んでもらえません。
インターネットで情報を探している人は、暇でネットサーフィンをしている人ではありません。
特にあなたのようにインターネットを使って、少しでもご自分のお仕事をしたいと思っていれば、なおさらのことお客様目線で情報発信をする必要がありますね^^
お客様目線で書く文章とは?
あなたのお客様は、どのようにしてあなたを探して仕事の依頼をされますか?
例えば、あなたの友人の紹介だったり、親戚の紹介だったり、セミナー後の懇親会で知り合ったり、はたまた居酒屋でたまたま知り合ってお仕事の依頼がきたりというリアルの場でも、もちろんあります。
しかし、それでは自分の立ち回り先+αくらいでしか仕事になりません。
なので、インターネット上にホームページを作って、そこに来てもらいそこからお仕事のご注文をいただくというプロセスも見逃せませんね。
ホームページは24時間365日働いてくれる営業マンという位置づけをしていらっしゃる社長さんもおられます。
営業マンであるなら、ますますお客様目線で営業したいですね。
お客様目線と検索エンジンの関係
お客様目線でサイトの文章やブログを書くということを、もう少し掘り下げてみましょう。
お客様は、どのようにしてあなたのサイトに訪れるのでしょうか?
一般的に考えると、あなたの会社のサイトのURLを知らなければ、あなたの会社のホームページにはたどり着けません。
ということは、どこかで名刺交換した方とか、友達が「ここがいいよ!」って教えてくれたか、など面識のある方以外には、あんたのホームページやブログに到達できませんね。
もちろん、新聞・雑誌やチラシ、フリーペーパーなどに広告を出した時は別です。
昔は電話帳というのが一般的だったようですけど、いま電話帳見てくる人いませんよね^^
なので、お客様は通常はGoogleやYahoo!などの検索エンジン経由であなたのホームページに来られます。
テレビ広告、電車の中吊り、その他雑誌などの広告を見てください。
一番最後に、検索窓があって、そこにキーワードが書いてあり、横に検索ボタンが配置されています。
この意味をご存知ですか?
それは・・・・・
「広告では詳細がわからないので、このキーワードで検索してください。
検索結果の一番上になるのが当社のサイトです。」
と言っているのです。
気が付きましたか?
検索エンジン(GoogleやYahoo!)の検索窓に入れるキーワードがこれほど重要な役目だということを!!
では、具体的にあなたのホームページやブログの場合、どのようにして検索エンジンであなたのサイトを見つけますか??
答えは、お客様が検索エンジンの検索窓に入れたキーワードで、あなたのサイト(ホームページ)を見つけます。
だとすると、お客様目線で記事を書くときに必須なことは、あなたのホームページの記事や文章がお客様の検索エンジンの検索窓に入れるキーワードで、検索結果として少なくとも1-2ページ以内、つまり20位以内にないとお客様は、あなたのサイトを見つけることすらできないことになりますね。
どんなにガンバッて、数百記事を書いても検索されなければ、お客様はあなたのサイトに到達できません。
では、どうしたらお客様が検索エンジンの検索窓に入れるキーワードを見つけることができるのでしょう?
お客様の知りたい情報が分かるには?
インターネット上で、あなたのお客様がほしい情報はなにかが分かると、それについてお客様に役立つ情報をたくさん専門的に発信すれば、お客様からご注文を貰えそうですね^^
お客様がほしい情報を見つけるには、どうすればよいでしょう??
まず、自分がインターネットを使って自分のほしい情報を探すにはどうするかを考えてください。
あなたならどうします?
ボクなら、まずGoogleに行って知りたい情報の「キーワード」を検索窓に入れて検索しますね!
違いますか?
そして、1ページ目の上から眺めて欲しい情報がありそうなサイトをクリック!です。
クリックするのに必要な情報として、タイトルとその下にある100文字くらいの説明書き(Descriptionとかスニペットと読んでいます)を読んで、このサイトならほしい情報が書いてあるだろうという予測をつけて、クリックですよね!
「ブログのアクセスアップにはタイトルと始めの100字!」という記事でもこの部分を説明していますので、ぜひ読んでみてください。
この一連の動作をあなたのお客様がするとしたら。。。。。
もう、わかりましたね!!
お客様が知りたい情報はどんなキーワードで検索されるか?
これが分かると、あとは以外に簡単ではないですか?
キーワードを意識するかしないかで、どれほど検索エンジンの表示に差がつくか
ここで、実際のデータをご覧にいれましょう。
お客様視点で、キーワードをしっかりと捉えて書いたブログ記事と、書きたい記事を書いた場合、検索エンジンがどのくらい検索結果にあなたの記事を表示してくれるかです。
ここでは、Google Search Console(旧WEBマスターツール)をつかってご紹介しましょう。
自分の書きたいことを書いたサイトの検索結果の例
この図は、書きたいことを書いた結果です。
こちらのサイトは、記事数で226記事あります。
過去1ヶ月のGoogleが表示した回数(赤線)とクリックされた回数(青線)です。
合計表示回数が、1ヶ月間で5,190回です。
この意味は、Googleがお客様が検索窓に入れたキーワードでこのサイトが表示された回数が、5,190回でした。という意味です。
そして、表示されたサイトのページでクリックされたのが234回です。
クリック率は4.5%です。
キーワードを意識して書いたサイトの検索結果の例
それでは、キーワードを意識して書いたらどうなるでしょう。
下のグラフを見てください。これがこちらのサイトの結果です。
こちらのサイトは記事数は62件です。
なので、記事数では上のサイトの1/3以下です。
記事数でいくと検索結果にとても不利なサイトです。
ところが・・・・・
Googleが検索結果として表示してくれたのが、11,262回
上のキーワードを意識しないで記事を書いたサイトと比べると、2倍以上になっているのがわかりますね。
そして、クリック率は16.7%と、実に3.7倍になっています。
そして、注意して見ていただきたいのは、右肩上がりで検索表示もクリック回数も増えているということ!
これは、取りも直さずGoogleの検索ロボットが数多くこのサイトに回ってきて、キーワードをたくさん収集してくれた証です。
以上は直近の1ヶ月間を比べた結果です。
これが、数ヶ月や1年とかになったら、どれだけ差がつくのか明白ではありませんか?
アクセスアップには、キーワードが大切です!でも、如何にキーワードが重要なのかをしっかり書いていますので、ぜひ読んでくださいね。
キーワードを探すにはどうする
どんなキーワードが検索窓に入れらているのかが分かると、嬉しくないですか?
それには、自分でGoogleやYahoo!の検索窓にキーワードを入れてみてください。
例えば、キーワードを「マーケティング」とします。
こんな感じで表示されますね。
このキーワードの下の部分にGoogleが勝手に選んできたキーワードが表示されます。
これを「レコメンド」と呼んでいます。
レコメンドは、過去のGoogleの検索結果のデータベースから検索窓に入れたキーワードを検索する人は、こんなキーワードで検索していますよ。という推奨キーワードをGoogleが教えてくれています。
なので、お客様はこのレコメンドのキーワードで検索する可能性が高いということも言えますね。
であるならば、あなたが書きたい記事のキーワードを、レコメンドの中から選んだらお客様に少し近づきませんか?
でも、これってすご~く時間がかかって大変ですよね。
そこで、こういうキーワードを教えてくれるツールがインターネット上にあります。
Goodkeywordや、Related-keywordというサイトです。
無料登録が必要ですが、Ferretのキーワードアドバイスツールなら、どのくらい検索されているかもわかりますよ!!
【追記 2016年1月7日】
このキーワードアドバイスツール便利だったのでが、すでに更新が止まり2016年3月イッパイで終了になってしましました。
キーワードアドバイスは2015年12月をもちまして更新停止、2016年3月をもちまして終了させていただきます。
もちろん、有名なGoogle Adwordsでも検索キーワードのヒントが得られます。
以上のようなツールをつかって、キーワードを選択してお客様の目線で記事を書いていくと、検索されるだけでなく、読んでもらえる文章を書くことができます。
キーワードだけの文章はダメ
ここまで、キーワードを詰め込んだ文章を書くと良いと思ったりしませんか?
ところが、そいつはアウトです。
海外SEO で有名な鈴木謙一氏のブログの中で、とてもわかりやすく説明しています。
そこから、引用してみます。
まず、ダメダメなサンプルからです。
このサイトは、パスタの総合情報サイトです。
パスタと一口に言っても、いろいろな種類のパスタがありますが、ここでは、パスタに関するありとあらゆる情報がそろっています。
あなたがパスタに興味があるなら、役に立つこと間違いなし。
今なら、人気のパスタが割引価格で手に入ります。
ちょっと風変わりなパスタも紹介しています。
パスタに関する質問にもお答えします。
パスタ、パスタ、パスタ・・・。ターゲットのキーワードは、赤の太文字で装飾した「パスタ」です。
この文章でパスタを他の文字に置き換えてみてください。
ほとんど意味の通る文章になると思いませんか・・・・
関連用語を考慮に入れて、パスタに関連する語句も使ったサンプルがこれです。
私は、パスタが大好き。
ピザとかリゾットとか、イタリアン全般が好きなんだけど、やっぱりパスタがいちばんよね。
特にお気に入りなのは、カルボナーラとペペロンチーノかな。
週末はイタリア料理のレシピ本を見て、キッチンにこもってるわ。
芯が少し残ってるアルデンテは、麺の茹で方の基本よね。
食品棚には、マカロニ、リングイネ、フェットチーネとか、いろんな種類のパスタの他に、トマト缶、チーズ、アンチョビ、バジルなんかの食材が常にストックしてあるの。
もちろん、オリーブオイルにもこだわってるわ。
コールドプレス製法で作ったRosmarino社の最高級オリーブオイルを使ってるのよ。
手製のトマトソースを、たっぷりかけた私の特製手作りスパゲッティは、そこらへんのレストランには負けないくらいおいしいんだから。
料理してるときは、ホント幸せ。
でも、唯一の悩みは、パスタは高炭水化物の食品だってこと。
炭水化物の取りすぎは、ダイエットの敵だものね。↑、作り話ですが、パスタが好きなのは本当です。(笑)
「パスタ」に関連するキーワードは、紫色の太文字で装飾しています。
ダメダメなサンプルと比べて、メインキーワードの「パスタ」の出現回数・出現頻度は少ないものの、関連するキーワードが、ふんだんに盛り込まれています。
どちらがより「パスタ」に関係した文章かは、いうまでもないでしょう。
(出典:SEOを意識した記事は、こう書く)
以上が引用です。
いかがですか?
キーワードはとても重要ですが、それだけではなく良い文章というのは関連キーワードもたくさんとりこんだ文章を言います。
そして、最近のGoogleの検索エンジンロボットは、とても賢くなってきていて関連キーワードもしっかりと拾っていってくれます。
なので、メインのキーワードと同時に関連キーワードでもGoogleの検索結果として表示してくれるようになります。
結果、あなたのサイトに沢山の訪問者が訪れるようになる=アクセスが増えるということです!!
検索エンジンで上位表示させるための良い文章の書き方
いかがでしたでしょうか?
- お客様目線で、お客様がどんなキーワードを検索窓に入れるのかを考える
- そのキーワードを実際に検索してみて、お客様が選ぶだろうキーワードを選択する
- 選択したキーワードと関連するキーワードをツールを使って調べる
- どのくらいの検索ボリュームがあるのかを調べる(googleのキーワードプランナー)
- 実際に文章を書き出す、その時には関連キーワードを意識して書く
以上のような手順で、実際に文章を書く前にしっかりお客様目線で調べることが、実はとても重要です。
あなたも、こんな方法で今からブログの記事を書いてみませんか?
そうすることで、あなたのサイトを訪れる人がグ~ンと増えますよ!!
ぜひ、お試しあれ
以上のような、お客様目線で検索エンジンに優しい文章の書き方も教えているプログラムもご用意しています。 ご興味のある方は、⇒ アクセスが集まるサイトを6ヶ月で制作 自分で更新が自在に!をご覧ください
==================
ご相談や、ご質問がありましたらマーティングスペシャリスト いでじん まで、ご連絡ください。
e-mail:gene✰idegene.com ✰を@に変更してお送りください。
Facebookの友だち申請も歓迎 https://www.facebook.com/gene.ide
Twitter Gene1banをフォローして下さい。
==================