今回は、WEBマーケティングから少し離れて、プロフェッショナルなマインド「ココロの在り方」を、ご紹介しまししょう。
「プロフェッショナルマインド」ってなに?
2016年8月8日は、アメリカメジャーリーグでは、「イチロー選手がメジャー3000本安打」の話題で持ちきりでした。
2016年8月9日は、ブラジルのリオデジャネイロで行わた「第31回夏季オリンピック」、体操団体戦で日本が念願の金メダル。
ところが海の向こうで日本という国を肩に背負って戦っているリオ五輪で、金メダルを目指してまさかの初戦敗退を喫したのが、日本フェンシング界の太田雄貴(森永製菓)です。
その初戦敗退の理由は
「五輪に対する覚悟が弱かった!」
と云うコメントをしています
また、こうも言っています。
「相手の勢いどうこうよりも、自分ですね。全部、僕のミスだと思っています」
この発言、あなたはどう思いますか?
どんな気づきがありますか??
このコメントにプロフェッショナルマインドを感じたのはボクだけではないでしょう。
アスリートだから、このような発言になったのではありません。
これらの発言には、とても重要なことが含まれています。
それが「ココロの在り方」であり、プロフェッショナルマインドです。
ビジネスシーンでは、ビジネスマインドを持っていないとダメです
企業で働くあなたなら、一度は耳にしたことがあるのが
「成功したのは自分のおかげ、失敗したのは部下のせい!」
このような上司の発言は、まったくもってアマチュア・サラリーマンのマインドです。
完全に誰かに依存しています。
太田雄貴の「覚悟が弱かった」と正反対です。
プロフェッショナル、個人事業主、起業家などは、
「成功したのは周りのおかげ、上手くいかなかったのはすべて自分のせい」
という考え方をします。
例えば、3大会ぶりに金メダルを手にした、日本の体操選手の試合後のコメントを拾ってみると
「仲間と獲る金メダルは違う」
「人生で一番心臓に悪い日が一番幸せな日になった」
「みんながいつもどおりやった結果」
「頑張ってきて本当に良かった」
「思いのまま、これまでの練習を信じた」
誰ひとりとして、「おれがぁ~!」という人はいませんね。
これが、会社になると。。。。。
「成功したのは自分のおかげ、失敗したのは部下のせい!」
あなたの上司はいかがですか?
「仲間と獲る、デカイ案件はさいこうだよなぁ~!」
「みんながいつもどおりやった結果だ!」
なんていう上司にぶつかったら、あなたの上司は素晴らしい!!
起業しても、うまくいかないのは・・・
最近は、起業をする人が増えてきました。
女性の起業も大変多くなってきています。
また、大学を卒業して企業で働くという生き方も良いですけど、
「1度の人生、自分のやりたいことをやる!」
という風潮もできてきています。
でも、「起業しても、なかなか上手くいかなんですよ」という嘆きの声をよく耳にします。
日本では、大多数の大学卒業生は就職しています。
ところが、サラリーマンを経験すると、誰かに頼る!というマインドができてしまうのです。
上司に頼る、会社に頼る、同僚に頼るっというのに慣れてしまいます。
自分自身でなにかを判断することが、だんだんと薄れてきているように感じます。
「仕事が上手くいかないのは、会社のせい、上司のせい」
という
「ココロの在り方」
になってしまっている人がとっても多いことに気づきます。
会社の中でも、起業家マインドで!!
会社の中にいても、起業家マインドで仕事をすると仕事の質や成果が違ってきます。
例えば、ボクの拙い経験
大企業と言われている一部上場企業の本社で、本部の企画部門におりました。
そうすると、毎日の仕事はルーティン化された同じ仕事ではなく、ほとんどの毎日のように変化のある仕事が舞い込んできます。
上司から来る仕事は、そこそこ出来てしまうと、自分の自由な時間です。
企画部門でしたので、会社としての次の事業や商品、販売体制などを考える時間があります。
ある日、複数部門から出てくるカタログを全社統一フォーマットにしようというアイデアが、でてきました。
ところが、全社と言っても4つの事業体ですが、みんなそれぞれ個性豊かでターゲットにしている分野、競合がみんな違います。
そこに、統一フォーマットを持っていくわけなので、このアイデアをプランに落とし込むと全社を巻き込むことになります。
このように本社部門にいると、通常業務はあまりなく、ひとたびプランを実行しようとした時点で全社を巻き込むことになってしまうのです。
しかし、ここは自分でだしたアイデアであり、それをプランにして実行しようというマインドになります。
ここが起業家としてのマインドに共通するところです。
こういった、上司から降ってくる仕事を待っているのではなく、自分で仕事をつくりアイデアをプランにして、自分で実行する。
これが、会社勤めのサラリーマンであっても、起業家マインドを持って仕事に向かう姿勢が、これからはとっても求められる時代になってくるでしょう。
まとめ
「ココロの在り方」
アスリートやその道のプロ、プロフェッショナルたちの「プロフェッショナルマインド」は、そのままビジネスシーンでは「ビジネスマインド」として認識しましょう。
誰かに頼るという意識から、「成功したのは周りのおかげ、上手くいかなかったのはすべて自分のせい」
という考え方に意識づけを変えていきましょう。
そこに、あなたの成功の鍵があります!!