2015年7月29日から、Windows10の公式アップグレードが始まりましたね。
ボクも早くから予約していたのですけど、マイクロソフトからの通知が来ないので、マイクロソフトのWindows10のサイトからダウンロードして、実際に現在使用中のサブノートLenovo ThinkPad X61にインストールしました。
そのインストールの詳細をレポートしてみます。
Windows10の使い勝手はどうなったか?速さは?
まだ2日間の使用でしかないですけど、使い勝手はWindows7とあまり変わりません。
つまり、Windows8の時のような戸惑いがないのが良いですね!!
アプリケーションもWindows7のものをそのまま引き継いだのですが、今のところ問題は出ていません。
ちなみに、使ったアプリは
- 古いけど、Office2007のWord,Excel,Powerpoint
- Chromeブラウザ
- ひでまるテキストエディタ
- FFFTP FTPクライアント
- Acrobat Reader
- AVG アンチウィルス無料版
- Google日本語入力
- TeamVeiewer10
こんな感じです。まぁ、Microsoft Office2007が軽く動くので特に支障なく使用できています。
体感で速さは?
フラットなユーザーインターファイスになったのでかどうかわかりませんけど、どちらかというのと今ではひ弱なThinkPad X61でも早く感じます。
シングルタスクなら問題無いですし、多少のマルチタスクでもWindows7と同等かそれよりも体感上は早く感じます。
ちなみに、Lenovo ThinkPad X61のスペックを
- CPU:Core2Duo 1.8GHz
- メモリー:4GB
- HDD:500GB
- その他、純正パーツ
いまどきのノートPCと比較したら、とてもひ弱なX61ですが、Windows10は問題なくインストールできるし、速さもそこそこ、外出時のサブノートなら十分と言えます(^^♪
Windows10のインストール方法
それでは、早速どうやってインストールしたのかを、順を追ってご紹介しましょう。
とその前に、あなたのお使いのPCがWindows10でほんとに動くのか?
こちらがマイクロソフトが最低条件と云っている、スペックです。
Windows10の要求するコンピュータスペック
- プロセッサ:1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
- メモリ:32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
- ハード ディスクの空き領域:32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
- グラフィックス カード:DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
- ディスプレイ (画面解像度):800×600
このスペック、WindowsXP時代よりも後に発売されたPCならほとんどのPCが大丈夫です。
ただ、この推奨スペックは、単にWindows10が動きますなので、お使いのWordやExcelがサクサク動くかというとそうではないことを認識しておいてください。
推奨スペックの2倍程度の数値があれば、十分なスペックと言えますね。
なので、こんな感じです。
- プロセッサ:2ギガヘルツ (GHz) 程度のプロセッサ
- メモリ:32 ビット版では2 GB、64 ビット版では 4 GB
- ハード ディスクの空き領域:32 ビット版 OS では 32 GB、64 ビット版 OS では40 GB
- グラフィックス カード:DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)ここは同じ
- ディスプレイ (画面解像度):1024×768 この辺りが最低でしょう!
あなたのPCのスペックは大丈夫ですか??
Windows10インストーラーのダウンロード
まずは、Windows10をダウンロードします。
Mirosoft のWindows 10 のダウンロードのページに行きます。
MicrosoftのWindows 10 のダウンロードのページを少し下までスクロールすると、32ビット版か64ビット版かを選択することが出来ます。
あなたの使っているWindow7が32ビット版か64ビット版かわからない時は、マイコンピュータを右クリックして、プロパティを選んでください。そうすると次のウィンドウが表示されます。
この画面は、X61ではなく、デスクトップPCの画面です。
赤線のところを見てください。64ビットオペレーティングシステムと記載されています。
32ビット版の時には、32ビットオペレーティングシステムと表示されます。
ダウンロードしてきたファイルは、「MediaCreationToolx64.exe」というファイル名で保存されます。
32ビット版のファイル名は「MediaCreationTool.exe」です。
あなたのお使いのOSにあったバージョンを選んでください。
いよいよ、Window10のインストール開始
ダウンロードしてきた「MediaCreationToolx64.exe」をダブルクリックすると、いよいよWindows10のインストールが開始されます。
「MediaCreationToolx64.exe」というインストーラーのファイルは、容量910KBなので、ここにはWindows10は入っていません。
Windows10本体はインターネット上からダウンロードしてきて、あなたのコンピュータにインストールされます。
なので、最初の画面はこんな画面です。
他のPC用にWindows10のインストールするメディアを作ることも出来ます。
今回は、このPCにインストールするので、このPCを今すぐアップグレードするを選んで次へをクリックします。
Windows10のダウンロード
そうするとようやくWindows10本体のダウンロードが始まります。
ダウンロードには、それ相応の時間がかかります。自宅ではギガビットのインターネット回線を使っているので、10分程度でしたが、ポケットWi-Fiなどでは数十分~1時間以上かかる可能性もあります。
進行状況は%で表してくれるので、ただただ待つのみです!!
そして、ダウンロードが終わると、自己診断で検証してくれます。これにもかなり時間がかかります。ここはCPUが速いと時間が短縮されます。
検証が終わると、コンピュータはWindows10のインストール準備をします。
そして、システムが再起動します。
例によって、ライセンス条項に同意することが必須です^^
そして、このプログラム、賢いことに更新プログラムがあるかどうかをインターネットで探してきてくれます(^^ゞ
こんなことするので、余計に時間がかかるわけですけど・・・・・
ここまで、インターネットからWindows10のインストールに必要なファイルをダウンロードして、ダウンロードしてきたファイルが大丈夫なのかの検証をして、さらに更新プログラムがないかを探しに行って必要な更新ファイルをダウンロードしてきました。
これで、なんと!
ようやくWindows10をインストールする準備ができました! とは「これ如何に!」ですね(^^ゞ
ここで、今まで使っていた個人用のファイルを引き継ぐのかどうかを聞いてきます。
引き継ぐものを更新をクリックすると、次の画面が表示され選択が可能になります。
今回はアプリも全部引き継ぐので、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」にチェックを入れて、次へをクリック!!
ご丁寧に、コンピュータにWindows10をインストールするに十分な容量があるかの確認も自動でしてくれます^^
そして、またもやインストールする準備ができました画面が出て、右下のインストールのボタンをクリックすると、晴れてWindows10のインストールが実行されるという、まどろっこしさ!!
ようやくWindows10がインストールされます
ここまで来ると、あとは勝手にインストールしてくれます。ここからは画面キャプチャできないのでカメラ映像です^^
例によって、再起動が数回実施されます。
おぉ~、なんとなくWindows10っぽくなってきましたぁ
25%で、ようやくファイルのコピーが終わり、次にドライバをインストールします。
やっと、ファイルのコピーが終了して必要な機能とドライバーをインストールし、システムの構成がほぼ出来上がり、まもなくアップグレードが終わりそうです。
おめでとうございます。インストールが完了して、いよいよWindows10にログインです。
なんと、ログインしたら設定画面でした(><;;
ここでは、時間短縮で「簡単設定を使う」をクリックして・・・・・・
なんと、今度は新しいアプリのご紹介まで、自分でしてくれるというやさしさ^^
速攻で次へをクリック!!
ところが、まだセットアップは続いていました!
こんな画面も・・・・・・
そして、こんなのも・・・ コンピュータがモチベーションアップしてくれます^^
そして、ダウンロードしてからもう何時間経ったのでしょう。4-5時間かな???
ひ弱なCPUくんのおかげで、Windows10のインストールを十分楽しまさせていただきました。
Window10のデスクトップに到着です!!
最初の画面はこんなのですよ!
一旦終了して、再起動をかけてみるとログイン画面ではなく、Windows8のような壁紙の画面になります。
そして、Enterをおしてログイン画面です!
これで、Windows10のインストールとログインまでが全て終了。
お疲れ様でした。
Windows10インストールのまとめ
現在使用中の5年以上前の少々ひ弱なXP時代のノートPC、Lenovo X61のWindows7をWindows10にアップグレードしてみました。
インストールはもう95%以上自動的にインストーラーがやってくれます。
ネットワークの設定とか、Wi-Fiなど面倒なものも、すべて現在の環境を引き継いでくれるので、自分で何もしなくて良いですね。
今回は、コンピュータの性能が何世代も前のものだったので予想以上に時間がかかりました。
実際5時間位はかかったでしょうか。まぁ、最新のコンピュータであれば2-3時間かもしれません。
時間がかかったもう一つの理由は、現在のファイルやアプリも含めて全部を引き継いだので、そこに係るドライバなどもネットから収集していたみたいです。
以上のように、ユーザーが設定する項目はゼロだったので、どなたでも予想以上に簡単にアップグレードすることができます。
2日間触った感じでは、アプリなどの速さはWindows7と同等か、速くなっているという印象です。
もう少し使い込んで、レポートしてみましょう!!
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指紋認証使えましたか?
私はWin7からのアップデートをしましたが指紋認証は使えます。
Windows7からのアップグレードで、Win7では使用していませんでしたが、デバイスマネジャで見る限りドライバはあたっていますから、使える状態です。
idegen様
X61をWindows10 Proにアップデートしました。しかし、ThinkVantageのソフトは殆どインストールできません。
問題は、電源を入れた時、「ThinkVantageのボタンを押す」というメッセージが表示している時間が長くなったことです。Vistaに戻すと速くなります(ディスクの入れ替え、インストールのやり直しではありません)そのような事は起きていませんか?
また、Microsft Edgeではトラックポイントによるスクロールができません。IE11ではOKです。これは、Edge特有の問題と思われますが、そのきちんとスクロールはできていますか?
コメントありがとうございます。
>ThinkVantageのソフトは殆どインストールできません。
そうなんですね。ボクの場合はインストールされていたものをアップグレードしました。
Windows10にしてから新しいアプリはインストールしていません。
また、ThinkVantageのアプリはほとんど使っていなかったので、支障はなかったです。
Edgeは確かにそうでしたという印象があります。
ただ、ボクはChromeしか使わないので気にしていません。
あくまで実使用上で問題があるかかないかで判断していますので、詳細な検証はしておりません。